外壁塗装の塗り方には種類がある

2023.08.04

福岡県で外壁塗装工事を行っております、color lifeの中村です。

実は、外壁塗装の塗り方にはいくつかの種類があることをご存知でしょうか？
外壁塗装で使用される塗料については知っていても、工法まではよく知らないという方は多くいらっしゃいます。

そこで今回は、外壁塗装の「塗り方の種類」について詳しく解説していきたいと思います。
ぜひ、これから外壁塗装工事をお考えの方は、参考にチェックしてみてくださいね。

外壁塗装の工法は「刷毛塗り」「ローラー塗装」「吹き付け塗装」の3種類に分類されます。
それぞれの明確な違いは、使用する道具です。

外壁塗装をどの塗り方で行うかは、塗料の種類や塗装を行う素地、環境などによっても変化します。

ローラー塗装は、塗料を含ませたローラーを転がし塗料を広げていく工法です。
広範囲を効率良く塗装することが可能で、外壁塗装ではローラー塗装が一般的な工法となっています。

また、ローラー塗装は厚みを持たせやすく塗料の飛び散りが少ない点がメリットで、外壁塗装で使用するローラーは大きく分けて「羊毛ローラー」と「砂骨ローラー」の2つに分類されます。

ウールローラーは、ローラーの中で最も使用されている種類で、羊毛状の見た目が特徴です。
ウールローラーには、実際に羊毛が使用されているものと、羊毛に似た繊維でつくられているものが存在します。

塗料を均一に塗りやすいことがメリットで、サイズもさまざま存在します。
また、毛丈の長さは「短毛」「中毛」「長毛」の3種類に分類され、塗装する場所に応じて使い分けられます。

砂骨ローラーは、ローラーに複数の空洞があるローラーのことです。
スポンジのような素材で、塗料を一度に大量に吸い上げることができることが特徴です。

粘土が高い塗料を塗装する場合や厚塗りを行いたい場合に向いています。

吹き付け塗装は、スプレーガンという道具を使用して塗料を霧状にし、壁に吹き付けて塗装する工法です。
スプレーガンには、圧縮した空気を利用して塗料を霧状にして噴射する「エアスプレー」と塗料に直接圧力を加えて噴射口から飛ばす「エアレススプレー」の2種類があります。

一気に広範囲の塗装を行うことができ、施工が早いというメリットがありますが、刷毛塗りやローラー塗装と比べて塗料が周囲に飛び散りやすいというデメリットもあります。

刷毛塗りは、刷毛を使用して手作業で塗装を行う方法で、ローラー塗装や吹き付け塗装では塗装することが難しい細かい部分の塗装をする際に使用されます。
広範囲の塗装には向いていないため、一般的に広範囲にはローラー塗装または吹き付け塗装を行い、細かい部分は刷毛塗りを行うというように使い分けられます。

刷毛塗りはほかの工法と比べて無駄になる塗料が少なく、周囲に飛び散りにくいことが特徴です。
また、刷毛の毛の部分には、馬やヤギ、豚などの動物の毛や化学繊維が使用され、水性塗料を使用するか油性塗料を使用するかによって使い分けられます。

平刷毛は、べた刷毛ともよばれ広い面や平らな面を塗装する際に使用される道具です。
刷毛の部分と柄（え）が一直線になっていることが特徴です。

筋交い刷毛は、柄の部分が曲がっており角や細かい部分の塗装に向いている道具です。
繊細な作業をすることが可能で、えんぴつのように持ち使用されます。

寸胴刷毛は、平刷毛と同じように刷毛の部分と柄が一直線になっている刷毛で、平刷毛と比べて毛量が多いことが特徴です。
粘土の高い塗料を使用して塗装を行う場合に向いています。

color lifeでは、お客様のお気持ちに寄り添い丁寧でクオリティの高い施工を行います。
また、当社には塗装に関する十分な技術や知識を有している一級塗装技能士が在籍しておりますので、外壁塗装のことでお悩みの際はお気軽にご相談ください。

いかがでしたでしょうか？

今回ご紹介したように、外壁塗装の塗り方にはさまざまな種類があります。
どの工法で施工が行われるか気になる場合は、見積りの時点で事前に確認しておきましょう。

この記事が、あなたが今後外壁塗装工事をする際の参考となりましたら幸いです。

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